危篤状態で尿が出ない?排便があった・・・・
よく医療関係者の間では
臨終が近い患者さんを判断するのに・・・
尿量や排便を目安にしている事も
多いんです。
※これは内部的な判断で、
確定的に家族へ伝えられ得るものでは
ありません。
これまでは、
きちんと一定量の排尿があったのに
急に尿量が減ったり・・・・
全然尿が無くなってしまった。
また、
ほとんど食事をとっていなかったので
便も出ていなかったんだけど・・・
突然、
大量の排便があったり
排便が止まらない・・・・
そういった状態は、
体の一番重要な生命維持に
関わる器官が・・・
徐々に停止し始めているという
状態を表している事も多いんです。
もちろんそういった兆候が表れても
持ち直す患者さんもいらっしゃいますので
一概には言えません。
もし危篤状態や死期が近いと
医師から診断されている方に
そういった兆候が見られた場合は・・・
ご家族の方は、
つらいですが・・・
一度心の準備をしておく事を
おすすめします。
危篤状態に家族ができる事は?
そして、こういった危篤状態は
ご家族にとっては本当につらい状況だと
思います。
なるべくならば家族が1日でも
長く生きていてほしい。
でも、
大切な家族が苦しんでいる状態は
長く続かないでほしい・・・
そんな葛藤の中で思い悩んでしまう
ご家族も多いんです。
ですが・・・
こういった人の寿命というのは
人間がどうする事も出来ない事です。
周囲の人間はただ本人の
生きる力を信じて祈る事しか
できません。
目の前の苦しんでいる家族を前に
ただただつらいと感じるかもしれません。
ですが、残されたわずかな時間
一緒に過ごした思い出を振り返ってみる。
キチンと本人に面と向かって
感謝を伝えるという事をしてみませんか?
危篤状態で意識が無い場合でも
キチンと周囲の状況が分かっている場合も
多いんです。
ですので、
最期に嘆き悲しんで別れるのでは
無くて・・・・
「あなたに会えてよかった。」
「あなたと過ごした時間が宝物である。」
中々言葉にしにくいですが、
きちんと耳元で伝えてみませんか?