一人暮らしで末期がんと診断された?終活は?
大学入学時に東京に出てきてから
ずっとひとり暮らしをしてきた。
その間にも、
辛い事や困ったことも
時々あったけれど・・・
でも、
基本的には誰にも気を遣わず
自由気ままに生きられるし
一人暮らしが性に合っている。
今更結婚とか
他の人と暮らすなんて
面倒で考えられない。
そんな風に思っていた矢先・・・
会社の健康診断で
肺に影がみられると指摘された。
確かに長年タバコ吸っているから
仕方がないかもネなんて
大して気にもしていなかったんだけど・・・
精密検査を受けたら
末期の胆のうがんで、
肺の影は遠隔転移と診断された。
去年の健康診断では
全く問題が無かったのに?
信じられない気持ちでいるけれど
だんだん体調不良の日が増えて
このままいけば半年も持たないって
言われた。
だから、
抗がん剤治療も勧められて
いるんだけれど・・・
抗がん剤治療をひとりで受ける
自分ひとりっきりで
辛い治療に耐えられるのか
急に不安になってしまった。
自分はこの先あとどれくらい
生きられるんだろう?
病院で死ぬのはまっぴらゴメン
だけれど・・・
このまま自宅で独りぼっちで
息絶えてゆくんだろうか??
それはそれで心細い。
3年前に別れた恋人に
連絡してみようか?
それとも
年老いた母やあまり仲の良くない
兄弟に相談してみようか?
でも、
それも心配をかけるだけだし・・・
好き勝手生きてきた手前
今更なんだかご都合主義みたいな
気持ちもして・・・
そんな風に葛藤を抱える
一人暮らしのがん患者さんは
とても多いんだそうです。
ですが・・・
そんな風に、
ひとりで抱え込んで自分の中だけで
解決しようとは思わないでください!!
一人暮らしが長い方は
他人に頼るという事に慣れていなかったり
抵抗感を感じるという方も多いんです。
ですが、
人は支えあって生きるものです!
あなたが手を伸ばせば
きちんと握り返してくれる手も
存在しています。
ですので、
ほんの少しだけの勇気でいいので
なるべく近くの人に助けを求めて
みて下さい。
あなたの周りには
きちんとあなたを支えてくれる人が
存在していますよ!!