大安・友引でもお葬式ってできるの?
祖母が亡くなって葬儀の日程を
決めなければならないという事に
なった。
普通に考えたら
亡くなった翌日がお通夜で
その翌日が告別式になるのかな?
って思っていたら・・・
「明後日が友引だから
葬儀は3日後になるわね」
「あいにくその日は火葬場が
込み合っているようで、
火葬場の予約が取れるのは
5日後ですね」
「え?大安ってお葬式って
できるの?」
親族の間でそんなやり取りが
交わされた。
あまりそういった風習とかに
詳しくないから・・・
そういった決まり事って
きちんと守らなきゃいけないのかな?
って疑問に思った。
そんな風に感じている方も
多いのではないでしょうか?
そこで、
こういった友引や大安などに
お葬式をしても大丈夫なのか?
という事に関して詳しくお伝えします。
お葬式は大安・友引を避ける?
一般的にお葬式は友引を避けると
言われている事はよく知られています。
これは、
「友引」という字面から連想される
「友をあの世へ引き入れる」という
迷信から派生した考え方です。
友引の本来的な六曜の意味としては
「何事も友と引き分けになる」というような
意味合いです。
ですので、
大安に次いで良い日とされていました。
ですが、
現在迷信の方が広まっているので
葬儀をおこなう人も少ないため
火葬場としても商売にならないので・・・
もういっそ友引は定休日として
お休みにしてしまっている所が
ほとんどです。
縁起など信じていなくても
火葬場がお休みであれば
葬儀は行えませんので・・・
やはり一般的に友引はお葬式が
できないと考えたほうが無難です。
(土葬の場合を除く)
ですが、
火葬場が休みでもお通夜は
友引にも行う事もできますし
縁起的にも問題が無いと
されています。
そして、
大安は友引のように葬儀を
おこなってはいけない決まりが
あるのかといえば・・・
特に大安や仏滅であったとしても
問題無く葬儀をおこなえると
されています。
まあこういった友引や大安など
六曜自体もただの迷信であると
言えますので・・・
そこまで気になさる必要は
ありません。
ご家族の都合やご遺体の状態に
合わせてお葬式をおこなう方が
よっぽど堅実な方法です。
ぜひ心残りの無いお葬式を
おこなえると良いですね。