無宗教なんだけど・・・葬儀にお教は必要?
日本人の多くが仏教徒だって
言われるけれど・・・
正直自分は仏教徒の自覚が無い。
困った時にも思わず
「神様〜」ってお祈りするけれど
キリスト教や神道を信じている訳でも
ないんだよね。。。
それなのに、
お葬式の時だけ仏教のお坊さんに
お経をあげてもらうのって・・・
なんだかおかしい気がするんだけれど?
そんな風に疑問に思っている方も
いらしゃるのではないでしょうか?
そこで、
無宗教なんだけど葬儀には
必ずお経を読んでもらわなければならないの?
という事に関して詳しくお伝え
させていただきます。
無宗教なのに葬儀の際のお経は必要?
まず、
無宗教なのに葬儀の際に
仏教のお坊さんにお経をあげて
貰う事って必要なの?
という事に関して
ズバリ回答すると・・・
お葬式にお経は必要不可欠では
ありません。
お経というのは仏教の創始者である
ゴーダマシッタルタという人物の哲学を
弟子たちが書き著したものです。
たとえば、
ニーチェやデカルトなどの哲学者の著した
著作を死者の前で音読したからといって・・・
その死者が幸福になったり
天国へ行けるようになる事って
あるでしょうか?
普通に考えれば、
ありませんよね?
じゃあ、
なんでお経って必要なの??
って思うかもしれませんが・・・
実は残された人間の為の
ものなんです。
大切な人を失って
この先どうやって生きていけばよいのか
分からない・・・
そんな風に思い悩む人に
仏教の教えは生きる支えとなる
事も多いんです。
ですので、
自分の死後残された家族に
何か指針のようなものを残したいと
思われる方は・・・
仏教の教えに精通した僧侶を呼んで
お経をあげてもらう事も有意義だと
思われます。
ですが、
そういった意義を感じない・・・
そんな風に感じている方は
葬儀の際に無理に僧侶に読経を依頼する
必要はありません。
事実、
戦後の日本の方向を決定付けたとも
言われる白洲次郎氏も・・・
「葬式不要・戒名不要」と遺書を
書き残し家族も受け入れたそうです。
ですので、ご自身が
「必要ない」と思っている方は
無理に葬儀の際の読経を依頼する
必要はありませんよ!
ぜひ、
その分の費用を生きているうちに
有意義に使いましょう♪